200系ハイエースとキャラバンNV350はレジャー用途ならどっちがいいか個人的考察

車を買うときには、必ずライバル車・競合車というものの存在があります。自動車メーカーも似たような形・使い勝手の車を開発してきています。メーカーに特別なこだわりがない場合は、どっちがいいかいつも迷いますね。

商用のワンボックスバンにおいては、トヨタハイエース200系の4型と、日産キャラバンNV350の2車種が候補に上がります。

今回私は商用目的ではなく、釣りや登山などのレジャーで使うための車として、このクラスの車の購入を検討しました。どちらもレジャーユースで使うグレードが設定されており、商用バンにしておくにはもったいない遊び心がある車です。

結論から、私はNV350キャラバンのクロムギアパッケージというグレードを購入しました。

ハイエースとキャラバン、両車を比較してみて、どこが良くて・どこがダメだったか?また購入の決め手になったものは何だったかについてまとめてみました。

(※情報は2017年4月時点に私が購入前比較した時点でのものです)燃費などのスペック最新情報はメーカー公表値をご確認ください。

設計時期の新旧による燃費・走行性能・安全性の評価

燃費は「積み荷次第」なので期待程度であまり参考にはしませんでした。

といきなりこんな評価では怒られそうですが、カタログ値では、

ハイエーススーパーGLのディーゼルターボ2WDの4速AT、JC08モード燃費11.2km/L
キャラバンNV350の2WDは5速ATでディーゼル12.2km/l数値上は優れています。

キャラバンディーゼルは5速ATなので、長距離を走るほど伸びる可能性があります。レジャーユースで海や山へ遠征となると、現状ではNV350に分がある状況ですね。

走行性能では、今回は用途が遠出目的だし、燃費性能の良さも考慮してディーゼルで検討。

200系ハイエースは3000ccのディーゼル。キャラバンは2500ccのディーゼルエンジンです。

両者試乗してみた限りでは、意外にもほとんど差は感じられず、必要十分に求められた力を発揮するという印象。

ディーゼル特有のガラガラ音は、NV350の方が静かでした。これは設計の新しさによるものでしょう。ハイエースはトヨタ得意の防音の工夫で、何とか抑え込んでいる感じ。踏み込んだ時に音量の違いが出ました。

安全性に関しては素の性能か電子デバイスの進化を取るか?

ブレーキ性能に関して、試乗では限界値が試せないので難しいです。

どちらも空荷では普通に止まりますが、荷物を積んだ時が重要。私は大型トラックも運転したことありますが、空荷と満載時ではブレーキの利きが本当に違うからです。

踏んだ感じではトヨタは満遍なく効く感じで印象が良いですね。

キャラバンもブレーキのタッチは良好で当然ながら普通に止まる。購入を検討しているグレードには自動ブレーキシステムも搭載しており、万が一の際の補助にはなるかなと思いました。

壊れにくさと耐久性の違いをどう見るか?

ハイエースの利点は、壊れにくさと長年積み上げた耐久性の高さです。海外で評価される耐久性はハードに使うなら安心材料になります。ATもディーゼルは4速ですが、トラブルの少なさという点で信頼性あるデバイスを使い続けるのは、車の性質上理にかなっていると思います。

一方NV350は出たばかりでマイナートラブルも多くネットで見られます。しかし、販売から5年経って昨年2016年11月に小変更しているのと、今回は新車で買うので保障の延長などをつけることで対処できると考えました。※2017年大幅なマイナーチェンジをしました。

車内快適性はハイエース!装備と運転しやすさは流石トヨタ

車内の運転席周りの装備は一目で違いが分かりますね。

ハイエースはいかにも乗用車風にまとめられていて、バンっぽさを感じない。
キャラバンNV350では、無骨なイメージで他の日産車とは明確に違うさまを感じます。

運転席に座った時の姿勢や解放感では、同じような見た目なのにハイエースの方が余裕があります。広いわけではないけど、窮屈さは全然感じなくて普通に乗れる感じ。

NV350は何となくグッとコックピットに押し込まれている感じ。ドア開口部の形状なのか、微妙な違いですが乗り込んだ際に窮屈感は大きい。特に旧型キャラバンに乗った人は顕著に感じる部分でしょう。荷室長をクラス最大限としたしわ寄せはここにきているのかなと感じてしまいました。

私は身長165㎝で痩せ型の小柄体型なので許容範囲ですが、私で感じるものがあるということは、大柄の人なら一度は乗り比べてみるべき項目であると思いました。

車体の広さと荷室の汎用性についての評価はいい勝負!

今回は標準ボディ(4ナンバーサイズ)での比較で、ハイルーフなどは付けません。そのうえで比較した場合、数値上では以下のようになっていてほとんど違いが無くなっています。

ハイエーススーパーGL キャラバンNV350プレミアムGX
荷室(運転席後端から最後尾まで) 3000㎜ 3050㎜
荷室開口高 1270㎜ 1275㎜
荷室開口幅 1310㎜ 1370㎜
リヤシート使用時荷室長 1855㎜ 1860㎜
ホイールベース 2570㎜ 2555㎜

実際に使い勝手の面では本当に僅差。よほどシビアに積載性を考えない場合には、どちらも荷室の使い勝手に差はないと思います。

参考:トヨタhttp://toyota.jp/hiacevan/interior/indoor_space/

参考:日産http://www.nissan.co.jp/NV350CARAVAN/equip.html

荷室の汎用性については、NV350キャラバンは車体にあちこちねじ山が切ってあり、棚やインナーバーなどを取り付けできるようになっています。荷物を積むだけではなく、自作で積載棚などを作る場合には利便性が高い。

荷室に関しては両者ほとんど差がなくなっていました。

カスタマイズ性はいい勝負!意外にNV350パーツが充実していた

一応レジャーユースとしては、カスタマイズの汎用性もチェックしました。せっかく箱バン買うなら、久しぶりに車いじりを楽しみたいということもあったからです。

内装のパーツや、ベッドキットなどレジャーを楽しむにあたって、カスタマイズできるアフターパーツの充実度をネットで調べてみました。

ハイエースはすでに完成の域に入っていて、「こんなのあったらいいな」という部分はほぼ社外パーツで手に入ってしまうレベル。あまりコテコテに改造しようとは思いませんが、人を乗せて長距離走ったりするとなると、色々機能性を高めてみたい気持ちもあります。

しかし、意外だったのがNV350キャラバンのパーツが充実してきているということ。

品数の多さではハイエースに及びませんが、おおむねハイエースで人気であろう部位のパーツは網羅されていました。

旧型キャラバンでは必死に探さないとなかったり、特注で作ってもらわないといけなかったようなパーツも、すでに多数でているのは正直驚き。

それだけ台数も出て、アフターマーケット市場でも評価されているということなのでしょう。

標準の装備面ではハイエースに傾きましたが、アフターパーツでの拡張性を考えた場合には、どちらでも後悔はしないな・・・と思わせるものでした。

決め手は運転時のフィールとデザイン性+α・・・

最終的に決め手として重視したのは、走行時のフィーリング

なにせ片道300キロほど走って釣り場へ行ったりするので、長距離走行で自分にあっている走りができるのは優先事項でした。

ハイエースは段差での跳ねが商用車ライクであり、ある程度荷物を積まないと後ろが落ち着かない印象。前輪の操舵感はいいのですが、後ろが付いてこないと運転に気を使ってしまうものです。

キャラバンNV350は硬さこそあるものの、重心が低く跳ねが抑えられている感じ。旧型E25に乗ったことあるのですが、曲がるたびにリアが跳ねると滑るような感じでした。新型になって、跳ねても後部がバタつかなくなっているのはとても運転しやすいです。

道路の段差がハイエースだと「ぼーん」と跳ねる感じですが、NV350は「ぼんっ」とうまく衝撃を押さえてる感じ。(空荷の試乗車での比較)

乗り心地は社外パーツなどでどうにでもできますが、純正の状態で上手くまとめているのはNV350に軍配が上がりました。荒れた山道を走り抜けても疲労が少なそうな感覚として、キャラバンにほぼ決定。

あとはデザイン(見た目)はやっぱり大事かな。

ハイエースはスクエアな顔面で落ち着いていますが、愛知県ではそこら中にいるので個人的に特別感が薄れそうなイメージでした。

NV350は厳つさが増してハイエースより押し出し感はある。デザインは好みが分かれますが、旧型のキャラバンから比べると雲泥の差ですからね。

最後に一周車体周りを見比べて、カタログをすり切れるほど見て、グーグル画像検索も毎日眺めて、悩んだ末にNV350キャラバンの契約をしました。

+αは盗難の少なさ!心理的にこれは大きい

土地柄引っかかっていたのが、車両盗難のリスクです。私の住んでる愛知は車両盗難被害が全国ワースト!しかも隣町が愛知でもワーストに入る被害の多さで有名で、毎月盗難の話を聞きます。

中でも盗難対象の2強が、ハイエースとプリウス。本当によく盗まれているのです。

同じような車種のキャラバンですが、やはり海外ではトヨタのネームバリューはメチャクチャ大きいらしく、ハイエースを盗ってくることに意味があるらしい。

今後どうなるか不明ですが、今までNV350の盗難は少ないということなので、車上荒らしさえ気をつければ精神衛生上安心して乗れるかなぁと思ったのも最後のひと押しになりました。

色々あってNV350にしましたが、特にメーカーにこだわる仕事でもないので、満足度の高い買い物にはなりました。

NV350キャラバンの値引き条件なども載せていますので、気になる方は参考にされてみてください。

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