K12マーチ12SRの故障しやすい場所は?中古で買うときの注意点

手ごろな中古車として、未だに根強い人気を誇るK12型マーチ。経済性や運転しやすさで、免許取り立ての入門としても買う人が多い車ですが、走りにこだわりスポーツ走行を練習したい人におすすめしたいのが12SRです。

丸型で可愛らしさ全開デザインであるK12型マーチには、コンセプトが180度異なる超ストイックな特別モデルが存在します。日産自動車の純正カスタマイズを手掛けるオーテックジャパンがK12マーチをベースに作り上げた12SR。

単に外観だけ変更になるカスタムと違い、エンジンには専用強化パーツがされて加速は別物。足回りはサーキットを走れる強靭さに、5速マニュアルのみという熱い車です。私自身12SRを2台も乗り継いできたほど好きな車です。

もはや絶番で中古車で買うしかないわけですが、その特別性から程度の良いものは高値取引されているのが現状。12SRの中古車を買うときに失敗しないために、注意したい点などをまとめています。

マーチ12SRで壊れやすい箇所と中古車でチェックすべきこと

12SRはすでに製造中止から10年近く経過しているため、年数を経過した個体が中古車市場に出回っています。走りが楽しい車ですので、走行距離もかさんでいる場合が多い車です。

中古車は程度が1台1台バラバラですので個体差が大きいですが、やはりトラブルなく無難に乗れたらいいなとは誰もが思うでしょう。12SRはエンジンが特別だけど壊れやすくない??という疑問を抱く人は多いです。

実際には12SRの場合は、エンジン自体は頑丈にできており、長年作り続けられた信頼性の高いエンジンを積んでいます。ターボのような補器類で強引に馬力をあげているわけではないので、エンジンそのものの故障は少ないです。

シンプルな5速MT(マニュアルトランスミッション)ですので、駆動系のトラブルも少ないのはさすが走り重視の車といったところ。

12SRで故障が心配なのは、エンジンそのものよりもエンジンを補助する補器類です。

  • 油圧のポンプ
  • 駆動ベルトのプーリー
  • オイル漏れを防ぐパッキン・シール
  • 冷却をするラジエター周り

マーチはもともとこれらのパーツが小型で容量が少ないこともあり、経年劣化で故障しやすい部品です。12SRは基本的に標準のマーチがベースですので、補器類は共通のものを使っています。

これらは基本的に、壊れなければ交換・修理されない部品ですから、運よく壊れずにそのまま年数が経過した車両などを買うことで、自分の乗る番で壊れてしまう可能性が高くなるのです。

こうしたリスクを事前に回避するには、消耗品を交換した履歴があるかどうかを見ます

修理に関しては通常は整備手帳に記載がされます。何年何月に、どういった部品を替えたという風に記録されるため、まず12SRを中古で買うときには整備手帳が残っている車を選ぶのが安心です。

そのうえで、

  • 劣化しやすい部品の交換履歴はあるか?
  • 交換されていたらいつ作業されたものか?

という部分を見ていくことで、お金のかかる車になりそうなのか?、そのまま乗りつぶすことができそうか?という予測ができます。

マーチはエアコン系が弱い・・・異音などないか確認

K12型のマーチ全般に言えることですが、エアコン関係の故障が多く、年数が経ってくると高い確率でトラブルを起こします。

一番多いのが、エアコンの室内機部分にあたる、車内のコントロールユニットです。風量の切り替えや、風向き調整をする内部の部品が破損し、風がでなくなることがあるのです。

交換修理をすると大がかりな整備が必要で、8万円程かかります。

念のためにエアコン周りの操作を念入りに行い、異音が出ていたり、動きが硬くなっていないかを確認しましょう。

また室外機にあたる、エンジンルームのエアコンコンプレッサーという部品も故障しやすいです。多いのが、パッキンが劣化してエアコンガスが漏れてしまい、クーラーが全く冷えなくなるもの。

夏になると悲惨この上ない上に、修理費も7万円ほどかかります。

エアコントラブルは、季節によっては車に乗る気を無くさせます。。。長年交換した履歴がない場合は、自分の乗る番で交換を余儀なくされる恐れもあるということです。

維持費は通常のマーチより高くなるので注意

マーチというとコンパクトカーの代表でもあり、維持費が安い車でもあります。

自動車税は年額¥34500円で共通していますが、一番お金がかかる部分であろう、ガソリン代が違ってきます。

なんと、12SRはハイオク指定なのです。

エンジン本体が改造されおり、小排気量ながらパワーが出るエンジンになっています。このため出力を出すためにハイオクで調整がされており、レギュラーガソリンが使えないのです。

実は一度間違ってレギュラーを入れたことがありますが、エンジンが不整脈打ったように振動して発進時にもたつくなど、明らかに異常が出ました。それだけ特別な車であるということを覚悟して乗る車です。

車検整備や消耗品などはベースのマーチとほぼ変わりません。

ただし12SRの装備部分が壊れた場合には、通常のパーツよりも高い値段設定されていますので、修理費用は高くつくことがります。

この記事のまとめ

故障しやすい箇所や注意点をまとめてきましたが、私も12SRを2台も乗り継いできたほど好きな車です。走りに出かけたくなる車であり、デメリットを上回る魅力にあふれています。

いざ故障などが発生した場合は、年数が経過しているだけに、再利用パーツなども豊富に出てきていますので安くすむことが多いですね。

この小さなボディにビビッと来たのであれば、注意すべき点はしっかりチェックしながら妥協点を見つけて、一度は乗ってみてほしい車です。

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