車のルーフ(天井)の制振はレアルシルトかレジェトレックスか?

車の音響性能を高めるために、ルーフ(天井)部分のデッドニングは欠かせません。ルーフはパネルでの共振が多いにもかかわらず、純正ではほとんど制振や吸音対策がされていないからです。

ルーフの制振をしっかりすると、スピーカーから出る音の乱反射を抑え、クリアな音が楽しめるようになります。

ルーフというと大がかりな作業になりますが、最近はデッドニングの効果が認知されてきて、自分でDIYで施工をしてみようという人も多いですね。

カー用品店でもデッドニング用の材料は必ず売られていて、一昔前よりもコーナーが拡充して様々な資材が手に入るようになりました。

ここで、ルーフのデッドニングで使う制振材は何がいいのか?という疑問があります。

現在制振材として主流なのが、

  • 日東電工のレジェトレックス
  • 積水化学のレアルシルト

この2つです。

レジェトレックス

レアルシルト

レジェットレックスは価格が安く、ホームセンターなどでも手に入るので手ごろな材料。

一方レアルシルトはもともと飛行機や住宅などの制振で使われていたものを、車の音響用に改良して販売しているもので、価格は高めとなっています。

どちらも使っている人は多いのですが、どちらが優れているのか?という点をルーフに施工するという観点から検証をしてみました。

ルーフという部分の「熱特性」からベストな選択を考える

ルーフはエンジン周辺を除いたら、夏場には非常に高温になる場所です。

車内の温度は70℃近くにもなるほど太陽熱は高温になるもので、車の鉄板は触れないほど熱くなってしまいます。

ここで両素材の耐熱性と、制振効果を維持できる温度領域を見ていくと、

レジェトレックスは0℃から40℃で制振効果を発揮しますとあります。

レアルシルトの耐熱性は80℃と公表されています。

これは粘着力や制振材が熱で影響を受けずに、振動を吸収できる作動温度となっています。

確実に40℃を超えてしまうようなルーフにはレジェットレックスは不向きであるといえます。熱によって粘着性能が落ち、鉄板から剥がれ落ちて十分な振動抑制効果を発揮できない可能性が高いのです。

このため、ルーフの制振にはレアルシルトを使っていくのが理想と言えます。

ヒートレジスタンス制振シートってどう??

デッドニング素材を多数販売しているエーモン工業からは、ヒートレジスタンス制振シートというものも販売されています。

こちらは見た目はレジェットレックスそのものですが、耐熱性能を高めて車の外側の鉄板(アウターパネル)に施工することを目的とした商品としています。

エーモンからはレアルシルトは販売されていないため、レジェットレックスを制振材として販売しています。メーカー側もあえてこうした商品を出していることは、レジェットレックスではアウター側に貼り付けるには役不足と考えているためです。

ドイツ製で耐熱性能に優れ、欧州車にも純正採用されている制振材であるということ。ただし気になるのは耐熱温度がどこにも記載がなく、具体的にどこまで使えるのかが明記されていません。エーモンがシリーズ最強と謳っているだけに、少なくともレジェトレックスよりは耐熱性があるということは分かりますが、積極的に車に採用すべきかどうかは正直微妙なところ。

実績のあるレアルシルトで十分であるし、価格もレアルシルトをまとめ買いした方が安上がりなので、個人的にはルーフの制振とデッドニングならレアルシルトで十分であると考えています。

今回は耐熱性という点で、ルーフにはレアルシルトを施工しておく方が良いということでまとめました。素材にはそれぞれ適材適所があります。

レジェットレックスは熱を持ちにくい場所である、床の鉄板やボディ側面の制振などに使用するか、制振はレアルシルトで統一してしまっても問題ないと考えています。

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