エンジンオイルが減っていると言われたらどう対処すべきだ?

ガソリンスタンドなどで、簡単な点検を無料でやります!と言われることがあります。気前よく見てもらっていると、「エンジンオイルが減っているので補充しますか?」といわれてしまった。

これはオイルを替えさせるための営業トークなのか?それとも異常が出ているので早めに修理を要するヤバい症状なのか?そもそもエンジンオイルって簡単に減るものなのか??

色々深読みしてしまう人もいますが、長くエンジンオイルの交換をしていないとオイルは徐々にですが減っていくことがあります。これはエンジンの設計上仕方ないもので、定期的な補充・点検は欠かせません。

しかし、エンジンオイルを交換して1、2か月しかたっていない場合や、普段そんなに距離を走らないのにオイルが減っている場合には、オイルが漏れている可能性が高いので注意しておくべきです。

スポンサーリンク

オイルが減るのには大きく2つの要因がある

車のエンジンオイルが指摘されるほど減ってしまう場合には、以下の2つほど原因が考えられます。

  • エンジンの外にオイルが漏れてくる場合(いわゆるオイル漏れ)
  • エンジンの内部でオイル漏れが発生する(オイル上がり・オイル下がり)

一般に認識するオイル漏れは、車の下へ漏れたオイルが落ちてくる状態をイメージする人が多いでしょう。エンジンオイルは漏れないように、ゴムやシリコンのパッキンで防いでいますが、経年劣化により徐々にオイルがにじみ出します。

大型ショッピングモールなどへ行く機会あれば、立体駐車場で足元を見てみてください。点々とオイルが漏れた跡がそこら中についていると思います。意外と軽微なオイル漏れを発症している車は多く、気づかないうちに漏れ出していることがあります。

もし自宅の駐車場にもオイル漏れの跡があるようならば、漏れを防いだりパッキンを交換する修理をする必要があります。

しかし、外目には分かりにくいエンジン内部のオイル漏れもあります。

キーワード解説:オイル上がりとオイル下がり

Piston up side down.

エンジン内部のオイル漏れには、オイル上がりと、オイル下がりという2つの症状があります。

オイル上がり・・・エンジンが高回転で回っている時、エンジン内部のピストンを潤滑しているオイルが、ピストンの隙間の漏れ止めリングから燃焼室に漏れ出してしまう。

見分け方:坂道などで負荷がかかった加速時などに白煙を吹く。

オイル下がり・・・エンジンの上部(シリンダーヘッド)を冷却したり、潤滑しているオイルが燃焼室に漏れ出してきて、燃料と一緒に燃えるために不完全燃焼を起こして白煙を吐き出す。

見分け方:アイドリングなど低負荷時でもマフラーから白煙が出る

どちらもエンジンの燃焼室にオイルが漏れるもので、ガソリンなどと一緒に燃やされるため不完全燃焼を起こし、白い煙となってマフラー管から排出されます。

車のマフラーから「白い煙」が出たら早期に対策すべき理由
車のマフラーから、白い煙がでるようになった。これは乗り続けてもいのか、深刻な故障の前触れか?白煙が出る原因と、気づいたら早めに対処しておかないとエンジンの重大な故障を招く理由について解説しています。

※黒い煙が出る場合とは原因が異なります。

こうなると燃費が悪化するばかりか、オイルがどんどん漏れてエンジンの潤滑に必要なオイルが足りなくなり、最悪はオーバーヒートでエンジンが故障という状況にもなりかねません。

オイルが減っていると言われたら、放置せずに早めに対処していく必要があります。

オイルが減ってきている時の対処法

応急処置としては速やかにエンジンオイルを補給しつつ、原因を特定してもらうためにディーラーなどで修理を依頼します。

初期の段階であれば、エンジンオイル用の漏れ止め添加剤を注入する方法があります。エンジンオイル漏れの原因となっている、ピストンリングやエンジンのオイルシールの汚れを落として柔軟性を取り戻すことで改善する場合もあります。

オイルの漏れ止め剤で改善しない場合には、ピストンリングやオイルシールの交換が必要になるため、修理費は高額なものとなってきます。部品自体はそれほど高いものではないのですが、エンジンを分解しなければいけないので時間と工賃がかかるのです。

エンジンオイルを補充しながだましだまし乗っていても、最悪は負荷がかかった時に一気にエンジンが故障することもあります。オイルは数か月に一度は確認しましょう。

オイルはマメに交換すればオイル漏れを防ぐ効果もある

Auto mechanic with dirty hands and oil filter. Service maintenance.

オイルの漏れ、オイル上がりやオイル下がりは経年劣化で起きてきてしまうものですが、メンテナス次第で寿命を延ばすことができる部分です。

劣化の原因となるのが、エンジンオイル交換をサボって乗りっぱなしにしていること。

エンジンオイルはエンジンの金属の潤滑をしますが、オイルが巡る過程でドロドロに汚れていき、微量に揮発した燃料も溶け込んでいきます。すると汚れたオイルは、漏れを防ぐシールやピストンリングを侵食して劣化させてしまうのです。

人間と同じですね。良くエンジンオイルは人間の血液に例えられますが、悪化したまま放置していれば、大きな病気(故障)を招いてしまうわけです。

日ごろのエンジンオイル管理がいかに大事か、お分かりいただけたと思います。まだ乗るつもりでいたのに、エンジンの修理となると高額なために買い換えざるを得ないという人も少なくありません。

普段点検などはあまりしない人でも、オイルの交換時期だけは覚えておく癖をつけてみてください。

車を買い替えるとき見て欲しい

車を売るとき損しないための記事

車の一括査定ってサイトごとに違いはある?目的で異なる選び方
車を高く売るために、ネットで車の一括査定を活用してみようと思ったとき、いざ調べてみると色々なサイトがあって迷うと思います。

有名で…

一括査定ではない!電話営業が嫌・苦手な人向けの車の査定サイト
車を売りたいけど、電話の営業が激しすぎてうざい!一度でも利用したなら、営業電話の激しさに閉口した人も多いと思います。しかし、電話のやり取りが1社の窓口だけですんだり、とりあえず相場を見るだけという使い方ができるサイトもあるのでまとめてみました

新車を買うとき得する秘蔵ネタ

新車の最大値引き額を決算月以外でも引き出すヤバイ商談方法
新車を買うなら決算の3月が良い!とは言うものの、決算以外では大きな値引きはできないの?という人のために、ディーラー営業マンが明かす新車で高額値引きを勝ち取るための考え方と、マル秘交渉テクニックを伝授いたします。
新車買うときに失敗しない「営業担当」選び!営業スタッフのココを見ろ
車を購入する、特に新車を買うときに失敗しないために、どんな営業担当であれば安心して車を任せられるのでしょうか?新車を買うときに切っても切れないのが、ディーラーの営業スタッフで自分の担当になってくれる人です。車は普通に商品を買うのと違い、購入後の手続きをしたり、メンテナンスなどのサポートをしてくれる営業スタッフの存在が不可欠です。
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク